ス ポンサードリンク

2012年03月06日

作文対策 すべての過去問をやりきったら?

作文対策は進んでいるでしょうか?
「型」を意識して書いているでしょうか?
書けたら、信頼できる先生に添削をしてもらって下さい。
そしてきちんと書き直してください。

なんどもなんども書き直すことが
面倒くさいですが、上達の早道です。
しかも確実な道です。
頑張りましょう。

さて、今回は、

過去問を全てやりつくしたら?

という事について書きたいと思います。
作文で、現行の傾向、
つまり、条件提示がされたのは
いつからかというと、

前期→平成20年度〜
後期→平成21年度〜


です。
(平成20年度前期は「隠れた条件提示」ですが)

過去の問題を全てやりつくした

という人もいるでしょう。
けれど、

作文が苦手なので、
他の問題で演習して、添削してもらいたい

という人もいるでしょう。
その場合はどうしたらいいでしょうか?

出版されている予想問題を使うという手もあります。
ただ、それを使うよりも、

前期試験の問題を後期用に300字以内で
後期試験の問題を前期用に200字程度で


書いてみることをオススメします。
まだやっていなければ、新鮮な気持ちで作文に取り組むことができます。

また、
既にやったことがあった場合でも、
字数を変えることによって、書く内容が変わってきます。

全ての過去問題を書き直し、
理想的な解答ができたら、
こういった方法も試してみて下さい。
posted by kokugo1976 at 17:35 | Comment(0) | 作文対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月25日

作文対策 演習編 平成24年度 前期

現代はさまざまな面で変化の著しい時代だといわれています。そのような現代において、いつまでも変わらないでほしいとあなたが思うものは何ですか。あとの条件にしたがって、別の原稿用紙に二百字程度の文章を書きなさい。
題名や氏名は書かないで、本文から書き始めること。

条件1 最初に、変わらないでほしいと思うものは何かを書くこと。
条件2 次に、なぜそれが変わらないでほしいと思うのかを書くこと。



今年度も特に今までと作文の傾向は変わらなかったですね。
これまで通りの作文の書き方を守っていけば問題はないです。


第一段落→条件に全力で答える。
第二段落→体験談と結論。


でしたね。
では、いつものように、
まず「型」を考えましょう。
大切なのは、「条件」です。
その中でも特に大切なところは赤字にしておきます。


条件1 最初に、変わらないでほしいと思うものは何かを書くこと。
条件2 次に、なぜそれが変わらないでほしいと思うのかを書くこと。


では、ここから「型」を導き出しましょう。


わたしが変わらないでほしいと思うものは〜〜〜〜です。なぜ、それが変わらないでほしいと思うのかというと、◯◯◯◯だからです。


これを第一段落に書きましょう。
「型」が決まったらあとは内容です。
ここで気をつけて欲しいのは、

第二段落に体験談を書く

ということ。
つまり、体験談とうまくからめた形で書けるように、
「変わらないでほしいもの」を考えるということです。
自分の想像のつかないものを持ち出すのは危険です。

あとは、身の回りにある、変わらないでほしいものを考えましょう。
書きやすいのは、

人間関係

ですかね。
(厳密には、「変化の激しい現代において、いつまでも変わらないでほしいもの」
です。現代とからめないといけませんが、それだけの時間的余裕があるかどうか・・・)

では、解答例を書いてみます。
↓↓↓

 わたしが変わらないでほしいと思うものは、友だちとの人間関係です。なぜ、それが変わらないでほしいと思うのかというと、別々の高校に行くことになるからです。
 わたしには、中学校で同じクラスだった、仲の良い友だちが三人います。毎朝一緒に登校していました。しかし、高校は別々のところに行くので、一緒に登校することはなくなります。会う機会は減りますが、今までの関係は変わらないでほしいと思います。また、変えないでおこうと思います。(210字)


↑↑↑

ちょっと苦しいですかね。
「変わらないでほしいもの」ですから、
自分がどうこうできないものの方がいいですね。
たとえば、
こういう解答例も作ってみました。

↓↓↓

 わたしが変わらないでほしいと思うものは、自宅近くにある商店街です。なぜ、それが変わらないでほしいと思うのかというと、その街並みがなくなりそうだからです。
 わたしの家の近くに商店街があります。小さい頃からいろいろなものを買っていました。肉屋でコロッケ、駄菓子屋でお菓子を買っていました。ただ、最近商店街の店が数々閉店しています。思い出がなくなるようで悲しいです。だから、わたしは、自宅近くの商店街が変わらないでほしいと思います。(214字)


↑↑↑

ありきたりですが、
こちらの方が適切な解答ですかね。
posted by kokugo1976 at 16:14 | Comment(0) | 作文対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月20日

作文対策 演習編 平成21年度 後期

あなたが大切にしたいと考える気持ちや心がけや態度などを表す漢字一字を考え、あとの条件にしたがって別の原稿用紙に三百字以内の文章を書きなさい。

題名や氏名は書かないで、本文から書き始めること。

条件 大切にしたい気持ちや心がけや態度などを表す漢字一字と、その漢字を選んだ理由が書かれていること。


では、さっそくですが、「型」を考えましょう。
大切なのは、やはり条件です。


条件 大切にしたい気持ちや心がけや態度などを表す漢字一字と、その漢字を選んだ理由が書かれていること。

特に大切な箇所は、赤字にしておきました。
そこから導き出される「型」は以下の通りです。


わたしが大切にしたい気持ちを表す漢字一字は「〜」です。なぜなら、〜〜〜〜だからです。
わたしが大切にしたい心がけを表す漢字一字は「〜」です。なぜなら、〜〜〜〜だからです。
わたしが大切にしたい態度を表す漢字一字は「〜」です。なぜなら、〜〜〜〜だからです。

(「」はあってもなくても良いですが、あると読みやすいです。)


今回は、三種類書きました。

気持ちなのか
心がけなのか
態度なのか

どれかにしぼりましょう。

まぁ、内容が決まれば、必然的に決まってきます。

では、内容を考えましょう。
一見すると厳しい条件のように思われます。
けれど、そうではないのです。

この場合は、体験談を書きやすい漢字を考えると良いでしょう。
どういった体験談を書くかで、漢字が決まってきます。

漢字を決める→体験談を考える

ではなく、

体験談を考える→漢字を決める

の方が書きやすいと思います。
今まで書いてきた作文があれば、
その模範回答をそのまま流用することができます。

今回提示する模範回答は、
このブログにすでに掲載しているものを流用した形で
作成しました。

↓↓↓

 わたしが大切にしたい心がけを表す漢字一字は「継」です。なぜなら、「継」という字は続けることをあらわすからです。
 わたしは、二年前まで体重が八十キロ近くありました。テレビやニュースでメタボリックシンドロームの危険性がよく取り上げられます。それを観るたびに、やせなければならないと思っていました。そこでわたしをサイクリングを始めました。一週間に四日間は淀川沿いを往復二時間走りました。走るのが嫌になったこともありましたが、なんとか走り続けました。その結果、二年間で六十四キロまでやせることができました。続けることの大切さを知りました。だから、わたしが大切にしたい心がけを表す漢字は「継」です。(295字)

↑↑↑

これは、平成22年度の前期試験で書いた内容を書き直したものです。
過去問をきちんとやっておけば、
そして、何度も書き直しをして完成系を持っておけば、
条件にあわせて回答することは簡単です。

是非とも、

これぞという完成系

をいくつも作っておいて、
試験本番に臨んでください。
posted by kokugo1976 at 12:01 | Comment(0) | 作文対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月19日

作文対策 演習編 平成22年度 後期

春、夏、秋、冬の季節のうち、あなたが最も好きな季節について、あとの条件にしたがって、別の原稿用紙に三百字以内の文章を書きなさい。
題名や氏名は書かないで、本文から書き始めること。

条件 あなたが最も好きな季節と、その季節のどのようなところに心ひかれているのかが書かれていること。



この問題は、
実際の入試の前日に塾で取り上げて、
的中させた問題です。



・・・実際のところは、

かなり昔の過去問を使っただけ。
しかも、前日ということで、
あまりストレスなく書ける題材を選んだだけ。

なんですが。
取り上げた時点では、

こんな問題やってもしょうがないけれどもなぁ。
どうせ出ないだろうし。
自信をつけさせる意味ではちょうど良い感じやな。

くらいに思っていました。
蓋を開けてみてびっくりしたのを覚えています。
実際には的中など当てにしないほうがいいです。

では、本題に入りましょう。
まずは、「型」の確認です。
やはり大切なのは、条件です。


条件 あなたが最も好きな季節と、その季節のどのようなところに心ひかれているのかが書かれていること。


大切な部分は赤字にしています。
そこから導き出される「型」は次の通りです。


わたしが最も好きな季節は、〜です。〜の、◯◯◯◯なところに心ひかれます。


では、内容を考えましょう。
自分の好きな季節はすぐに出てきますか?
その季節にまつわる自分の体験が思い浮かべば大丈夫です。

たとえば、

泳ぐのが好きだから夏が好き。
紅白歌合戦を家族で観ることができるから冬が好き。
新しい気持ちになるから、春が好き。
暑くもなくて、寒くもない秋が好き。

というようなことが考えられるでしょうか。
このあたりは、書く人それぞれによっていろいろあります。

では、模範回答を書いてみます。

↓↓↓

 わたしが最も好きな季節は、秋です。秋の、気温が快適なところに心ひかれます。
 わたしは、毎日サイクリングを楽しんでいます。休みの日には、淀川沿いを往復で約一時間走ります。夏はあまりにも暑く、とても快適とはいえません。脱水症状にも気をつけなければいけず、水分補給が欠かせません。冬はあまりにも寒く、サイクリングに行く元気すら出ない時があります。その点、秋の気温は快適で、サイクリングに最適です。片道一時間走ると、食堂に入って食事を取ります。食べ物がおいしいというのも秋の良いところです。その後、一時間かけて家に帰ります。だから、わたしは、気温が快適な秋が最も好きです。(283字)


↑↑↑

今回も、ボクにしか書けないような
特殊な具体例を出してしまいました。

最も好きな季節は?

と聞かれた時にその理由を説明するには、二つあります。
たとえば、秋が最も好きだとしましょう。

1)春も夏も冬も嫌い。だから秋が好き。
2)秋が〜〜〜〜という点で最も好き。

という証明の仕方ですね。
オススメは2)です。
選ばれる方も、消去法ではなく、積極的に選んでもらいたいはず。

けれど、入試には制限時間、字数制限があります。
そういう点で、2)には欠点があります。
字数制限いっぱい使って、秋についてのエピソードを書かないといけません。

それはむずかしいという人のために、
1)があります。
模範回答は1)の方法論で書いています。
posted by kokugo1976 at 17:42 | Comment(0) | 作文対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月18日

作文対策 演習編 平成23年度 後期

身近な風景の中であなたが最も好きだと思うものについて、あとの条件にしたがって、別の原稿用紙に三百字以内の文章を書きなさい。
題名や氏名は書かないで、本文から書き始めること。

条件 あなたが最も好きだと思う身近な風景と、その風景のどのようなところに心ひかれているのかを書くこと。



大阪府立公立高等学校後期試験の特徴を簡単に述べますと、
以下の通りになります。
特に前期試験との差異を書きます。


1)字数は300字以内
2)前期試験が40分であるのに対して、後期試験は50分
  時間に余裕はできたものの、
  制限字数および他の問題の数からいって
  やはり時間的にキツい
3)当初、条件提示は前期試験に比べてゆるかったが、
  近年は前期試験並の条件提示となっている。


ここ最近の特徴をまとめましたが、
前期試験の作文をきちんとやっていれば、
特別な対策は必要ありません。

前期試験と同じような書き方で問題ないです。

字数が増えた分は、体験談を詳しく書けばいいわけです。
手元にある過去問題をきちんとやって、
学校や塾の先生に添削をしてもらえばいいです。

では、

いつもどおりに「型」を考えるところから始めましょう。
全体の構成はどうするんでしたでしょうか?

第一段落は?
第二段落は?



そうですね。


第一段落→条件に全力で答える。
第二段落→体験談と結論(まとめ)



大切なのは条件部分です。


条件 あなたが最も好きだと思う身近な風景と、その風景のどのようなところに心ひかれているのかを書くこと。


さらに大切な部分を赤字にしておきました。
そこから「型」を考えます。


わたしが最も好きだと思う身近な風景は〜〜〜〜の風景です。わたしはその風景の〜〜〜〜なところに心ひかれます。


次に内容です。
身近な風景を考えればいいわけです。
身のまわりの風景を考えてみて下さい。

山があったり、
川があったりしませんか。

たとえばボクは、淀川沿いをサイクリングに行くことが多いです。
その話を書いてみたり。
特別な何かがなければ、



なんてのも良いと思います。
それを題材にして書いた生徒もいました。
身のまわりの自然を書けば良いと思います。

それでは、模範解答を示します。
↓↓↓

 わたしが最も好きだと思う身近な風景は、緑あふれる山の風景です。わたしはその風景の、人を落ち着かせるところに心ひかれます。
 わたしは、今は大阪に住んでいますが、生まれ故郷は奈良県です。家を出るといつも西側には山が見えていました。山は、そこに当然あるもので、特別なものではありませんでした。しかし、大阪に住むようになって山を見ることは少なくなりました。わたしにとって山が特別なものだったことに気づきました。それ以来、どこにいっても山を見ると、生まれ故郷に戻ってきたような感覚になります。だからわたしは、山の、人を落ち着かせるところに心ひかれます。(272字)


↑↑↑
う〜ん、
ちょっと自分にとって特別なことを書きすぎたかなと思います。
体験談が特殊すぎて
誰もが書けそうな答案ではないかもしれません。

まぁ、体験談は独特な方が良いです。
体験談は、その人にしか体験できないことです。
その人にしか体験できないようなことなら、
その作文には独自性が出て、良い作文になります。

…まぁ、点数が取れる作文かどうかは
別問題となりますが…。
posted by kokugo1976 at 21:37 | Comment(0) | 作文対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月17日

作文対策 演習編 平成20年度 前期

あなたが「時間」に対してもつイメージを表すことばを一つ考え、そのことばとそのことばを選んだ理由をあわせて、別の原稿用紙に二百字程度の文章を書きなさい。

題名や氏名は書かないで、本文から書き始めること。



ここ数年の前期作文とは異なり、
細かい条件は指定されているようには見えません。

ですが、

問題自体に条件が隠れていることに気づいたでしょうか?
では、問題を確認しながら、
書くべき「型」を考えましょう。


あなたが「時間」に対してもつイメージを表すことばを一つ考え、そのことばとそのことばを選んだ理由をあわせて、別の原稿用紙に二百字程度の文章を書きなさい。


注意すべきは赤字の部分です。
ここから、書くべき「型」が決まってきます。
第一段落は、赤字の「条件」に全力で答えましょう。


わたしが「時間」に対してもつイメージを表すことばは、「〜〜〜〜」ということばです。なぜなら、◯◯◯◯だからです。


そして、第二段落には体験談を書きましょう。
内容に関しては、
まずイメージを表すことばを考えてみましょう。


はやい?
おそい?
ながい?
みじかい?

それとも・・・?


そのイメージを表すことばが思い浮かべば、
あとは理由と体験談ですね。
それでは、模範解答を示します。

↓↓↓

 わたしが「時間」に対してもつイメージを表すことばは、「あまのじゃく」ということばです。なぜなら、「時間」は時と場合によって長く感じたり、短く感じたりするからです。
 わたしが友だちとゲームで遊んだり、たわいもない話をするとき、時間は短く感じます。ところが、勉強をしたり、親や先生に怒られたりするとき、時間は長く感じます。だから、わたしは「時間」は「あまのじゃく」だと思います。(188字)


↑↑↑

模範解答に示したように、
「時間」というのは、
長く感じたり、
短く感じたり
しますよね。

そのあたりのことを体験談として入れました。
「あまのじゃく」ということばにこだわる必要はありません。
ほかのことばでもいいです。

「どっちつかず」
「こうもり」

なんていうことばでも
この体験談にうまく当てはまると思います。
イメージを先に考えるのがむずかしい場合、
体験談を先に考えるというのも方法のひとつです。
posted by kokugo1976 at 16:31 | Comment(0) | 作文対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月16日

作文対策 演習編 平成21年度 前期

平成十九年度「国語に関する世論調査」(文化庁が実施し、全国十六歳以上の男女、約二千人が回答)の結果によると、「ほかの人の言葉遣いが気になるか」という問いに対し、およそ七割の人が「気になるか」と答えています。あなたは人と話をするときに、ことばの使い方でどのような点に注意しますか。あとの条件にしたがって、別の原稿用紙に二百字程度の文章を書きなさい。
題名や氏名は書かないで、本文から書き始めること。

条件1 二段落構成で書くこと。
条件2 第一段落には、あなたが人と話をするときに、ことばの使い方で注意する点を書くこと。
条件3 第二段落には、第一段落で述べた点になぜ注意するのかを書くこと。



前年度から傾向はありましたが、
今年度から特に、現在のように、

細かい条件の指定

が出題されました。
ほかの年度と同じく、気をつけるべきは、条件部分です。


条件1 二段落構成で書くこと。
条件2 第一段落には、あなたが人と話をするときに、ことばの使い方で注意する点を書くこと。
条件3 第二段落には、第一段落で述べた点になぜ注意するのかを書くこと。


作文の「型」を作る際に気をつけるべきは、赤で記しています。
そこから、まずは「型」を作りましょう。
以下に「型」を書きます。
番号は段落番号と考えてください。


1)わたしが人と話をするときに、ことばの使い方で注意している点は〜〜〜〜という点です。
2)なぜ、〜〜〜〜という点を注意しているかというと、◯◯◯◯だからです。



これくらいが良いでしょう。
第二段落の冒頭を以下のようにしてもかまいません。


なぜなら、◯◯◯◯だからです。


ただ、今回は段落を変えなさいという指定があります。
同じ段落で理由も書くのであれば、
この書き方でもいいのですが、
段落が変わっているので、上記の模範の「型」にしておきました。


では、内容を考えましょう。
ことばの使い方で注意している点といえばどんなことでしょうか?
書き方を思い出してください。

第二段落には、体験談を書くこと

というようにしていました
体験談を書くためには何が必要でしょうか?

ふだん注意しているかどうかは別として、
ことばの使い方で、誰かから「注意」された経験はないですか?

学校での部活動。
学校や塾の授業。
親戚のおじさんやおばさんと出会ったとき。
まったく知らない人と話をするとき。

注意したり、されたりという経験はあるでしょう。
その具体的な体験が思い浮かべば、内容に関しては大丈夫です。
それでは、以下に模範回答を書いてみます。

↓↓↓

 わたしが人と話をするときに、ことばの使い方で注意している点は、目上の人に敬語を使うという点です。
 なぜ、敬語を使うという点を注意しているかというと、敬語を使わないと失礼だからです。わたしは先生に敬語を使いませんでした。ところがある日、先生が「ボクにはいいが、他の先生には敬語を使いなさい。」とおっしゃいました。それを聞いてわたしは恥ずかしくなりました。それ以後、わたしは、目上の人には敬語を使って話すようにしています。(210字)


↑↑↑


■条件に全力で答える。
■第二段落には体験談と結論を入れる。



という「型」に沿って解答を作成しています。
ありきたりの解答ではありますが、
時間内で書ききるにはこのあたりが妥当でしょう。
posted by kokugo1976 at 23:24 | Comment(0) | 作文対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月14日

作文対策 演習編 平成22年度 前期

「塵も積もれば山となる」というのは、わずかなものでも積もり重なれば大きなものになるという意味のことわざである。このことわざから、あなたはどのようなことを考えますか。あとの条件にしたがって、別の原稿用紙に二百字程度の文章を書きなさい。
題名や氏名は書かないで、本文から書き始めること。

条件1 あなたが考える「わずかなもの」と、その「わずかなもの」を積み重ねるとどのような「大きなもの」になるのかを具体的に書くこと。

条件2 二段落構成で書くこと。



まずは、「型」を考えましょう。
大切なのは、特に条件1の部分です。


条件1 あなたが考える「わずかなもの」と、その「わずかなもの」を積み重ねるとどのような「大きなもの」になるのか具体的に書くこと。


ここから考えられる「型」は、


わたしが考える「わずかなもの」とは、〜〜〜〜です。それを積み上げることで、◯◯◯◯という大きなものになります。


入れる内容によって、少々「型」は変わってくる可能性もあります。
とはいえ、まずは、

条件に全力で答える

ことを心がけましょう。

第一段落→条件に全力で答える
第二段落→具体的な体験と結論


これでいきましょう。
さて、模範回答を以下に書いてみます。


 わたしが考える「わずかなもの」とは、一日一時間のサイクリングです。それを積み上げることで、十キロの減量という大きなものになりました。
 わたしは、毎日一時間、淀川沿いでサイクリングをしています。雨の日は乗ることができませんが、それ以外は常に自転車に乗り続けました。始めた時の体重は八十キロでした。一年間続けたところ、十キロ減量して七十キロになりました。一日一時間でも、毎日続けると大きく体重を減らすことができました。(208字)



第一段落は解説の必要はなかろうかと思います。
問題は第二段落ですね。

体験を書くこと

と言われても難しいかもしれません。
ただし、前期試験の制限字数は二百字程度です。
それほど詳しい説明は必要ありません。
上記の模範回答では、
第一段落で書いたことを詳しく説明しているだけです。


わたしが考える「わずかなもの」とは、一日一時間のサイクリングです。

↓ <具体的な体験を説明>

わたしは、毎日一時間、淀川沿いでサイクリングをしています。雨の日は乗ることができませんが、それ以外は常に自転車に乗り続けました。


それを積み上げることで、十キロの減量という大きなものになりました。

↓ <具体的な体験を説明>

始めた時の体重は八十キロでした。一年間続けたところ、十キロ減量して七十キロになりました。


<結論>
一日一時間でも、毎日続けると大きく体重を減らすことができました。


書くのが苦手な人は、
模範回答を参考に、まずは書いてみることです。
やり方としては、


1)原稿用紙に模範回答を写してみる。
2)内容を少し変えて自分なりの答えを書いてみる。
3)学校や塾の先生に添削をしてもらう。
4)添削にしたがって、書き直しをする。
5)再度添削をしてもらう。


のが良いでしょう。
ボクは塾ではこのように指導しています。
書き直しも含めて、何度も書いていると、
「コツ」はみえてきます。

頑張って書き続けましょう。
posted by kokugo1976 at 20:46 | Comment(0) | 作文対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月13日

作文対策 その6 〜実践編 その4 具体例〜

本当に文字にすると、
作文対策というのは長くなりますね。
まずは、今までの復習をしておきましょう。


■作文は、記述問題の延長線上にある。
■作文は二段落構成で書くこと。
■第一段落では、条件に全力で答えること。
■第二段落では、具体的な体験を書くこと。



では、これをもとに、問題を解いてみましょう。
ようやく具体的な解答です。
問題を再度掲載します。


↓↓↓
松尾芭蕉の『おくの細道』の冒頭では、月日が「百代の過客」(永遠の旅人)にたとえられています。このように、何かを効果的に表現するときに「たとえ」が用いられることがあります。「学ぶこと」を何かにたとえるとすれば、あなたは何にたとえますか。あとの条件にしたがって、別の原稿用紙に二百字程度の文章を書きなさい。
題名や氏名は書かないで、本文から書き始めること。

条件1 最初に、「学ぶこと」を何にたとえるかを書くこと。
条件2 次に、なぜ「学ぶこと」をそれにたとえるのかを書くこと。

平成23年度 大阪府公立高校 前期

↑↑↑

<模範解答>

 わたしは、「学ぶこと」を成長することにたとえます。なぜなら「学ぶこと」で、今まで知らなかった知識を得ることができるからです。知識を得ることでそれまでとは違った自分に成長することができます。
 わたしは、中学生になってはじめて英語を学びました。そして、町にあふれる様々な英単語がどういう意味かを知ることができました。そういった意味でわたしは、「学ぶこと」は成長することだと思います。(190字)


それでは、解説を加えていきます。
まずは第一段落から。
↓↓↓

 わたしは、「学ぶこと」を成長することにたとえます。なぜなら「学ぶこと」で、今まで知らなかった知識を得ることができるからです。知識を得ることでそれまでとは違った自分に成長することができます。

↑↑↑
赤字が、条件に全力で答えるために、
絶対に必要な部分です。

第一段落では、赤字を含む二文のみで問題ないです。
ただし、
今回は理由が長くなったので、
追加で説明しています。

長い文を二文に分ける

これも大切な技法の一つです。
本来なら、もっとうまい「たとえ」を
提出すべきなんでしょうが、
いかんせん、制限時間が足りません。
10分で答えるとなると、
このあたりが妥当でしょう。

次は第二段落です。
↓↓↓

 わたしは、中学生になってはじめて英語を学びました。そして、町にあふれる様々な英単語がどういう意味かを知ることができました。そういった意味でわたしは、「学ぶこと」は成長することだと思います。


↑↑↑
この段落で書くべきは、

具体的な体験

です。このように具体的な体験を書くことで、
第一段落に説得力を持たせます。
制限字数が200字程度なので、
それほど詳しくは書けません。

ちなみに

200字程度

とはどれくらいなのか?
それは、解答用紙を確認すればわかります。
大阪府公立高校入試問題の解答用紙を確認すると、

最大220字

の升目があります。

ということは、
どれくらいの文字数でおさめるべきでしょうか?
考えてみて下さい。


そうですね。

180〜220字

です。
そういった意味では、
模範解答にもう一文付け足すというのも可能でしょう。

そして最後に、結論書きます。
これは、第一段落で書いたことをまとめると良いです。


さて、長々と書いてきましたが、
大阪府公立高校入試の作文対策は以上で終わりです。
今後は、

演習編

と称して、過去問を解いていきたいと思います。
posted by kokugo1976 at 16:00 | Comment(0) | 作文対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月10日

作文対策 その5 〜実践編 その3 第二段落には何を書くべきか〜

長々と作文対策をしてきました。
前回までの復習をしてみましょう。


■作文は、記述問題の延長線上にある。
■作文は二段落構成で書くこと。
■第一段落では、条件に全力で答えること。



特に強調して書いていなかったですが、


■第二段落では、具体的な体験を書くこと。


が大切です。
なぜ具体的な体験が大切なのでしょうか?

作文の場合、とかく説明的になりがちです。
たとえば、

そもそも学ぶこととは、〜〜〜〜

と説明をしたがる人がいます。
けれど、ちょっと待ってください。
作文を書くあなたは、中学三年生です。
その作文を読む人は誰でしょうか?

高校の先生方です。
中学三年生である君たちよりもはるかに長い年月生き、
はるかに長い年月学んできた方々です。
その人に向かって、

そもそも学ぶこととは〜〜〜〜

と説明するのに意味がないことはわかりますよね。

たとえば、君が野球が大好きで、
野球部で寝食を忘れるほど、
血へどを吐くほど練習をしてきたとしましょう。
その君に対して、
キャッチボール程度しかしたことのないボクが、

結局のところ、野球って投手力でしょ?
負けない野球をするためには何が必要かってことを考えないと。

と言ったとします。
それと同じです。

知らんくせに何を語っとんねん。


こんな感想を抱くのではないでしょうか。
説得力のなさですね。
その文を支えるだけの土台が存在しないということです。
また、この文には、

相手に気に入られようという下心
相手と対等もしくは上の立場にたって物を言いたいという下心
知っている(でも、少ない)知識をひけらかそうという下心

がすけてみえます。
さらに言えば、

知識がないと書けない。
知識が間違っている可能性がある。


という欠点もあります。

具体的な体験

であれば、自分が体験したことなのですから、否定のしようもありません。
知識の問題ではなく、
与えられたお題に関しての自分の体験を書けばよいので、
比較的書きやすい
という長所があります。
また、その体験が間違っているということはないです。

というわけで、

第二段落には、具体的な体験を書く。

これを肝に命じてください。
次回こそは、模範回答を用いて、
どのように書くべきかを確認していきます。
posted by kokugo1976 at 14:33 | Comment(0) | 作文対策 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。